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8月です。いよいよ、御嶽山の8、9合目の工事が始まり、担当の太田さんは大忙しです。私も、この工事を肌で感じたいと思い社長と出掛けました。
御嶽山の麓に行くまでの森、森、森、木曽の森の奥深さに驚き、改めて感銘を受けました。田の原まで行くと、ここで行き止まりになり、この先はありません。田の原の鳥居をくぐり約1キロ位で御嶽山7合目の田ノ原の奥社の遥拝社務所まで行きました。宮司さんにお祓いをして頂き、工事の安全祈願をして参りました。
当社の大工部の千野部長と三村主任と若手代表の塚田さんが早朝から工事に携わっています。気象庁と噴火情報を密に取りながらの工事です。
屋根にはアラミドという特殊繊維を張ります。岩石が降ってきてもある程度耐えられる画期的な繊維だそうです。気温は19度から20度くらいです。但し、霧雨など不安定な雨模様です。
さっと霧が晴れ、山腹に３つ程の建物が見え、その時にちょうど太田さんと連絡が取れ、そのうちの1つの建物の屋根工事をしていることが分かりました。
王滝村役場さんをはじめ、周りの市町村は、この霊山に祈るような気持ちでこれからの工事を見守っているでしょう。御嶽山の周りには５つ程の御嶽神社があります。
どれをとっても霊を感じます。特に1合目の里宮は立派で圧倒されます。

開田高原には、美味しいとうもろこしと野菜の売り小屋が道沿いに数件ありました。
真っ赤なトマトを買ってきました。また、霧しなそばも美味しいです。
信州が、木曽が、元気に活気づく日を一日も早く復興されることを願わずにはいられません。