ひと息ばなし
column
2010.07.13
年に一度の友人との楽しみ会
塩尻の小曾部に住む今年から野菜づくりを始めた美女のHさんと、東筑摩郡生坂に住む素朴でこつぶのFさんと、この二人に比べたらはるかに都会?の松本の南に住むふくよかおばさんの私の3人の、年に一度の1泊の小さな小さなお楽しみ会に行ってきました。何しろ長野県の松本市近辺で楽しい旅行を満喫しようと毎年当番を決めていくプチ旅行です。去年はHさんが富士見高原の何万本もの百合の里に連れて行って下さり、この美しさに圧倒されました。今年は、Fさんが美ケ原の国立公園内にある王ケ頭ホテルを予約してくれました。天空のホテルから見る雲海をと非常に楽しみで、夜はバスで星を見るツア-まであるということでみなワクワクしていました。松本の駅の近くに王ケ頭のホテルのバスが迎えにきてくれました。仙人のような方でしたが、名調子のガイドは非常に楽しく、山になるまたたびの花を紹介されたのですが、首をひねっていたらバスを止めて取ってきて下さり、バスのみなさんに回してくれました。野ばらのように白くて小さな素朴なお花でした。バスは松本駅から約2時間で霧がだんだん出てきて、やっと美ケ原の牧場が見える程度ですが、道端のエ-デルワイスの花がかれんでFさんは初めて見ると言って大喜びしていました。
しかし、梅雨の時期、翌日まで晴れることはなく、楽しいおしゃべりと、私たちの評価では料里120点満点プライベ-トの露天風呂の入浴とホテル内の豊富なサ-ビスのおかげで飽きることなく過ごさせていただきました。
翌朝、6時半から王ケ鼻まで霧の中歩きました。私は、大きな声で`牧場の朝`゛高原列車はゆく゛を歌いました。想像してみてください。この美しい声が高原に響くことを…うぐいすも私に合わせて歌ってくれ、2度も野うさぎに出会いました。
往腹1時間30分ほどでしたが、雨と霧の道は、私たちの心にも潤いを与え、高原の小さな花々に元気をもらいました。帰ってきたら、昨日バスでご一緒の素敵な70歳くらいの品のあるおじさまが゛いかがでしたか゛と声をかけられました。゛とっても新鮮でした。おかげでお髪はびしょ濡れですが雨もしたたるいい女になりました。゛と笑いあいました。ツア-の最後のお昼には、山菜の天ぷらを揚げながらの手打ちそばを頂き堪能してきました。そして、来年、またねと誓い合いお別れいたしました。
来年は私の当番です。良いところがあったらぜひ!ぜひ!ご紹介してください。お願いしまあ—-す。
さて、お仕事頑張ります。もちろん、トマトも食べます。