ひと息ばなし

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はっぱイラスト はっぱイラスト

2016.05.17

終の棲家

終の棲家を作っています。
人生も、この年になると、今現在しなくてはならないことを考えます。「えっ!何歳になったかですか?」それは・・・言えませんが許して下さい。
ですが、終盤の域に入りつつあり、体調もそれなりになりました。
この15年は、両親のためこんだものの整理整頓に追われ、ため息でした。もののない時代に生活した母たちは、よくもまぁ、ため込んだと片付けも1度や2度では終わらず、ようやく部屋の改装することになり、断シャリを決意し、実行しつつあります。
そして、今度は、私自身の断シャリです。小さな書斎を足腰が悪くなったため、1階の居間の隣に主人が作ってくれました。前より小さな可愛いお部屋ができ、足も楽に運べます。
父が亡くなり、遺品として残したのは、日本庭園、それを大切に思い、見ることのできる居間に改装して移動する計画です。いろいろな思いの中の改装です。
先日、長女の嫁ぎ先のお母様が、実家の母上が、今年の秋より特老に入るとのことで、それをご自分で決め、住んでいる家も売り払う手配が済み、洋服も食器もわずかしかないというお話をして下さいました。
おみごと!ですね。母上は90歳です。人に頼らず、全うできる強さと覚悟、潔い想いが心地良い気がしています。
話は変わりますが、先月、インフルエンザになり10日ほど休みました。39.4度の熱って久々でした。
病み上がりの体力復帰、気力復帰で主人に小布施の栗菓子の老舗である小布施堂が本宅の蔵を改装したカフェ「えんとつ」に連れてってもらい話題のモンブランケーキ、1個1250円を食べてきました。待つこと2時間、いやあ、気の短い主人がよくぞ耐えてくれました。堪能しました。じつに美味しい、旨い!

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