ひと息ばなし

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2012.11.12

懐かしいお蕎麦のお話し

自分好みで申し訳ございませんが、お蕎麦って打つ人によってこんなに違うのかと思ったりします。以前、松本市渚に出雲というお店がありました。出雲と聞くと、ご存じの方がいるのではないでしょうか。
ご夫婦で経営されていて、10年程前におかみさんの体調が悪くなり、お店を閉じてしましました。
元気な頃は、それは、繁盛していました。ご主人は、穏やかな方で、おかみさんは、元気印で、愛嬌があり、おしゃべり好き、世話好き、何か商売ぴったりの可愛い方でした。天ぷら蕎麦を頼むと、特別に2ケ位多くついて来たり、漬物を褒めると大盛りの漬物が別に出できたりしました。
そんな訳で、混んでくると思わず洗いものを引き受けてしまうこともありました。当時、JA農協に勤務されていたご近所の方に出雲を紹介したら、とっても美味しいと喜んでく下さり、毎日通うようになりました。また、支払は1ケ月まとめて銀行振り込みをしたいというほどのお気に入りとのことでした。
懐かしいお話しです。先日、出雲のご主人に会う機会がありました。
当時のお客さんが、蕎麦だけ注文して下さるそうで、隠居部屋の横の小さなそば打ち小屋でそばを打ち、お届けしているそうです。
ただ、おかみさんの通院が毎日あり、介護も大変なようですが、頑張っておられます。
懐かしい味を楽しみたい方は、注文できます。ご連絡下さいね。電話番号をお教えいたします。
トマト食べるかな・・・

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