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平成16年1月31日から平成26年3月29日の完成見学会で80棟の完成見学会になります。それぞれ、大切な思い出があります。
第1回目は寿白瀬渕で、天候を心配していましたが、やはり、朝から雪、雪でせっかくの見せ場のデッキが雪で隠れてしまいました。しかし、家の中は杉の床、杉の壁に囲まれて、小鳥が来る森の中に住むような家で、当時としては、斬新な感覚の新鮮味がありました。誰も来なかったらどうしようか…心配しながらの二日間、新聞広告を出したものの不安な気持ちでした。ですが、1回来られ、今度は家族を連れてこられて、感心されて帰って行かれたお客様2名の方を思い出します。
今まで多くの設計事務所の完成見学会をさせていただき、感謝、感謝です。
余裕で間に合った現場、見学会の朝まで仕事をしていた現場、いろんなことが
走馬灯のように思い出されます。
また、私のつたない生け花を設計事務所の先生方は、気持よく受け入れて下さり、完成見学会の日々は一日中、素敵な家の中で、来られたお客様やお子様たちを相手に過ごしました。
当日は素敵な設計された先生方、それを一生懸命施工した工事代理人に感謝の心でいっぱいです。
80棟の中には、当社らしい工務店の設計もあります。お客様は在来の日本住宅を好まれる方もおられます。
日本間は、旧家にあった古い床柱や書院戸、欅の床柱を再利用した風情ある部屋に仕上がり、郷愁たっぷりなのです。
設計事務所の設計は、感動です。設計士の英知を注ぎ込んだ作品ばかりです。
先日の2/22の見学会は、素晴らしい景観が圧倒的で、見ごたえたっぷりでした。また、お施主様のお母様が、横に住んでいた関係上、手料理のお昼を頂き、寒くとも、心はあったかで、おもてなしをつくづく感じました。素朴なお料理の菜っ葉の煮つけ、大根のサラダ、おひたし、いなりずし、海苔巻寿司・・・
すべて手作りです。初めて完成見学会での“おもてなし“でした。
お母様、ありがとうございました。
今後、更に、良い住宅、こころゆくまでの家づくりを目指して、全員で、お客様の夢をお手伝いしたいと思います。
ぜひ、完成見学会にお出かけください。のっぽの兄さんとふくよかなおばさんがお待ち申しております。