ひと息ばなし

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2009.01.13

新年明けましておめでとうございます!

年始めですので、当社のことをお話しいたします。1月6日は、当社の法人化30周年記念と平成21年度の新年会を致しました。それに伴い今までの沿革をお話し致します。
創業者は滝澤裕、16歳で新潟の柿崎長峰の平山建築に入りまして、そこの親方の娘の四女と結婚をいたしました。新潟から松本へ出てきて創業昭和25年です。個人として内弟子4人ほど抱えておりました。昭和50年に縁あって長男文雄が結婚し、妻の父親の法人化にしたらどうかとの強い勧めもあり、昭和54年に法人化に致しました。平成3年に役員改選で現社長滝澤文雄が2代目社長となり現在に至っております。専務は藤原の姓を名乗っておりますが、現社長の弟にあたります。今、振り返ると、様々なことがありました。30年の出来事は大変に重たいものであると考えています。さまざまな難局に対面し、それをバネにして強くなってきたこともありますし、人様の優しさや、寛容な心に支えられて、感謝しながらの事業であったと思います。さまざまな思いをギュウッと(牛)抱きしめて、今年一年、こころゆくまでの家つくりを勧めて参ります。どうぞ、どうぞ、宜しくご声援の程お願い申し上げます。
さて、本日は、感激したお話を致します。1月11日のことです。新聞に当社の協力会社のO社長さんが個展を開くとの記事があり、午前9時半ごろ会場である松本の六九町に出かけました。ちょうどあめ市の開催式にぶつかりました。おかげさまで菅谷市長さんはじめ市会議員の方等にお会いすることができ、琉球太鼓という、南国の太鼓もみることができました。非常にすがすがしく、凛とした信州の冷たい空気と、南国の温かい空気と入り混じって不思議な、かつ、その踊りの動きが大きく魅力的でとっても嬉しい1日の始まりでした。
さて、個展のお話ですか、普段からO社長さんは何かしらの魅力を感じていたのですが、迫力満点の絵を拝見し、すっかり感心してしまいました。中でも中信美術展で入賞した「有明に崇む」は、地元の方々は有明山に日常祈りをこめて崇拝していたとのことで、ド迫力満点でした。油絵を描く、俳句を作る、書を書く、墨絵を書く、曲を聴く、詩を作るなどの人々の感性の素晴らしさを見るにつけ、ひとつ感じたことがあります。それは、その感じる心を持つことにあります。感動し、作者の気持ちを受け入れる感性を持つということは大切です。それは、自分の心を豊かにして、幸せにしてくれます。単純と言われるかもしれません。しかし、芸術は、まず感動から始まります。最後に、この個展からちょっと離れた所に高原にゆれる小さなあざみの花の油絵が目に止まりました。あざみは、高原にふさわしい花で、大好きな花です。あっ、これがいい~。この絵がほしい!と目が点になりました。最後にO社長さんの奥様はどんな絵の批評なさるのか伺いました。ご主人の絵はすべていいとおっしゃいました。う~ん、まいったなあ。ここに、原動力があったとは!  …いい1日でした。

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