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春は、人との出会い、そして、人との別れの季節でもあります。
当社も、村井町にあった工場からの付き合いであった帯鋸(オビノコ)という機械が、とうとう動かなくなりました。機械関係者や製造元にも問い合わせてみましたが、なんと20年前に製造中止されていましたことが分かりました。

この帯鋸(オビノコ)は、当社の歴史と一緒に歩んできた35年選手です。
強靭な鉄の機械で、大きな材木を割るのに使用しています。そして、工務店を村井町の工場から今井工場へ移転し、現在に至るまで、じっと見つめていてくれた機械です。
購入すれば、多額なものです。さて、どうするかと思案していたところ、偶然、あるところに同じ機械が眠っているとの情報が入りました。電話でお話ししましたら、「出してきて動かしてみましょう」とお忙しいのにもかかわらず対応して下さいました。そして、ありがたいことに機械も動きました。さっそく、引き取りましたが、長い間眠っていたので錆がひどく、社長、専務、工事管理部の太田さんが頑張って磨きあげてくれました。これも、前の機械が動かなくなって中４日ぐらいでの対応の速さです。
偶然が重なりこのように素早くできたことを関係者の方々に感謝したいと思います。
もちろん、新しく仲間になったオビノコ君に年数は経っても、まだまだ活躍できることをアピールしてほしいと願っています。
そして、旧オビノコ君には、ご苦労さまと、記念写真を撮りました。

よく長い間、活躍してくれた・・・本当にありがとうございました。