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もう何十年もの昔、親戚筋の80歳以上のおばあちゃんから手作りの炬燵の下掛けをプレゼントされました。
一針一針縫った炬燵がけを頂いたときは、すごいと感動した覚えがあります。あれから何十年も冬になると居間の炬燵にかけられてきました。おかげで縁の布がぼろぼろになり、それを見るたび、この縁をなんとかしたいとずっと思って数年経ちました。先日、押し入れの布団の出し入れをしていたら、この炬燵がけが目に留まりました。触ってみると、大きい針目、小さな針目が何千という繰り返しで縫ってあり、改めて感動し、縁布になる布を何とか捜し、ミシンで補修を始めました。昨夜、ようやく完成し、見てくださいな！おかげで、もうしばらくお世話になれそうです。よろしくね。
もう一つ紹介します。このバックは、私が保育園に通っていた幼少のころのものです。アメちゃんの服といってアメリカの女性が来ていた洋服の生地を母がどこからか仕入れてきて私の洋服やバックに作り直してくれたのです。このバックだけが残り、今はデジカメを入れています。
住宅にしろ、洋服にしろ、手作りのオーダーメイドはやっぱりなんとも言えないあったかさと居心地の良さを感じます。